「グフフフフ…まだまだ走り足りねェゾォ…」

暴走集団「餌流怒螺奴」の影のリーダー。表のリーダー、ヒロシ(027)の兄貴分にあたる。暴走行為、とくにスピードよりも、もうメチャクチャに走り回りたいという欲望をかなえる為、ゴーヨックのサイボーグとなる。その重量からくり出される突進は強烈で、邪魔する物を容赦なく破壊する。そんな彼が唯一恐れるのは、伝説のチーム「ファランクス」である。昔、ウニモグひきいるチームは、ファランクスに徹底的に潰されており、いまだにその時の恐れをひきずっている。その伝説のチームの初代ヘッドは、実はN−FORCEの朱理(003)なのだが…。性格は非常に自己中心的で、なおかつ卑劣。弟分のヒロシ率いる餌流怒螺奴のメンバー達を、ゴーヨックに売り飛ばして金にし、新たな改造の資金にしてしまおうと目論んでいる。いざとなったら他人を盾にしてでも自分だけ助かろうとする、実に小物な性格をしている。サイボーグ手術によって手に入れた強靱なボディと、その自重をいかした強烈な体当たりがメインの攻撃方法である。大抵のものはこの一撃で吹っ飛ばされる事になる。また、パワーの方も侮り難く、張り手の一撃は現役横綱の張り手の300倍の威力に相当する。