「うぬら忍ごときが、この将軍に楯突くと申すか!笑止!」

ゴーヨック幹部の一人。ゴーヨック大帝に完全な忠誠を誓い、この世に混乱を巻き起こすべく、暗躍している。他の幹部に比べて思慮深く、綿密な作戦を立てる。しかしながらその残虐ぶりは、まさに「外道将軍」の名にふさわしい。鎧に包まれたその素顔は、誰も見た事がない。鎧の内部には、数々の暗器を忍ばせている。時代劇そのものな喋り口調で話し、彼の作戦室も、妖し気な和風デザインで固められている。直属の部下には、デスブレード(029)の他、攻牙衆という忍者集団が存在するようだ。また、妖術の類いにも秀でている。一説によると、古くは平安の世から妖術によって生き続けているとも言うが、真実は定かでは無い。偉大な主君に仕え、主君の為に闘う事こそが彼の欲望であり、力の源であるようだ。メイン武装は手に持った巨大な刀『鉄鎖金剛剣』。超重量なこの刀を軽々と振り回す事ができる。さらに妖術を操る事により、強力な連係攻撃を繰り出す事ができる。他にも鎧のいたる所に暗器を仕込んでいるが、中でも強力なものが両腕に仕込まれた大筒である。妖力を集中する事により、魑魅魍魎の類いを大筒から打ち出す『怨霊砲』は、敵の魂まで喰らいつくすと言われている。